【６・ＧＲＡＮ ＭＡ’Ｓ ＷＩＳＨ】
怪盗の予告時間が迫る中、と飛鳥刑事は、森中市長の自宅地下のワインセラーに閉じこめられていた。
足元から這い上がって来る冷気に、は体を縮めて身震いした。
「…寒い…」
温度計は８度を指している。どうせ閉じこめられるなら、せめて暖かい場所にして欲しかったと、は白い息を吐き出しながら、リナを恨めしく思った。その時、飛鳥刑事が着ていた背広の上着を脱いで差し出した。
「これを着なさい」
驚いたは、慌てて首を横に振った。
「いつもお借りしてばかりでは申し訳ないです」
「遠慮しなくても、私は大丈夫だ。女の子に風邪をひかせるわけにはいかないからね」
飛鳥刑事は微笑み、の肩に上着を着せかけた。上着を通して、飛鳥刑事の体温とタバコの臭いが伝わってくる。はどぎまぎして、うつむいた。一方、事件で頭がいっぱいの飛鳥刑事は苛立たしげにため息をついた。
「…それにしても、リナくんのワガママにも困ったものだ。息子か部下の誰かが、早めに気づいてくれるといいんだが…」
リナの名前を聞いて、思わずは飛鳥刑事を見上げた。
はずっと、リナの『飛鳥刑事も、あなたのことを気にかけてるみたいだし』という発言が気になって仕方なかった。もし飛鳥刑事がを怪盗として疑っているのなら、今後の対応も考えなければならない。本当は親しく話をしたり、物を借りてはいけないのだ。は本物の怪盗なのだから。
「あの…飛鳥刑事も高宮さんのように、あたしを怪盗として疑っておられるんですか…？」
飛鳥刑事の答えは早かった。
「いいや。君は怪盗ではありえない。過去の窃盗事件との関わりから、怪盗は四十代以上の女性だと、プロファイリングされているからね」
がホッとしたのも束の間、飛鳥刑事の次の言葉は、を仰天させた。
「リナくんがさんを容疑者扱いしている原因は私だ。君にはすまないことをした」
「それは…どういうことですか？」
「以前から気になっていたんだが、さんのお祖母さんは、さんだね？ …顔立ちが似ているので、すぐに分かったよ。それで、私が息子やリナくんに君のことを尋ねたりしたものだから、リナくんは君に注目するようになったらしい」
の心臓が凍りついた。過去の窃盗事件と自分を結ぶ存在について気づかれてしまった恐怖と、今は捕まるわけにはいかないというあせりが交錯する。だが、あせるの気持ちを知ってか知らずか、飛鳥刑事はのんびりと続けた。
「さんのお祖母さんは、聖華市に怪盗を名乗る者が何名も現れていた時期に、聖華市に滞在していたことがあるんだ。知っているかね？」
「…ええと…まあ…一応…」
曖昧に答えながら、は隠し持った家秘伝の香水をそっと手探りした。最悪の場合、飛鳥刑事をこの場で眠らせてでも、逃げ出す覚悟を決める。まともに戦っては勝ち目はないだろうが、油断している隙を狙えば、なんとかなるかもしれない。
「さんは当時、大人気の舞台女優でね。私も実はファンだったんだ。もう１６、７年前になるが、とある怪盗が、さんの持つ宝石を狙って予告状を出したことがあって、その時、私が彼女の警護担当になったんだよ。あの時は嬉しくてね。もらったサインは今も大切に取ってあるよ。…１４年前に大病をされて、女優業も引退されてしまったが、お祖母さんは今どうしておられるんだね？」
―…これは恐ろしく手のこんだ誘導尋問なのだろうか、それとも、飛鳥刑事は怪盗の真相に近づいていることを、本当に気づいていないのだろうか…？―
は飛鳥刑事のドンカンさに頭痛を覚えながら、たどたどしく答えた。
「祖母は元気です。１４年前に脳梗塞で倒れた時は命も危ぶまれたそうですが…。今は体も回復して、リハビリを続けています」
「それは良かった。お祖母さんに私からよろしくお伝えしてくれないか。機会があれば、またお会いしてみたいものだ」
他意のない儀礼的な挨拶だと分かっていたが、の胸にはいたくこたえた。
「…あの…そう言ってくださるのは嬉しいんですけど、もし、お会いできても、祖母は飛鳥刑事のことを覚えていないかもしれません。病気の後遺症で…祖母は過去の記憶のほとんどを一度、失っているんです…。リハビリの甲斐あって、だんだん思い出してはいるんですが…」
飛鳥刑事は驚いた様子で目を丸くした。やがて、思いやりのこもった温かい口調で、彼は告げた。
「君にとって辛いことを話させてしまったようだね。…すまない」
は慌てて頭を横に振ったが、勢いが強すぎて、かえって飛鳥刑事の言葉を肯定することになってしまった。
困りきって、再びうつむいてしまったは、この場で真実を全て話したら、飛鳥刑事はどんな顔をするだろうかと、こっそり思った。
女優であると同時に、怪盗でもあったの祖母、。舞台女優だった彼女は、全国各地の公演先で怪盗としても活動していた。
ところが、１４年前、聖ポーリア礼拝堂で、聖良の母に諭されたのがきっかけとなり、祖母はカトリックに帰依し、怪盗を辞める決意をした。だが、彼女はその時、自首せず、盗品をこっそり返していく道を選んだ。それにはいくつか理由があったが、そのひとつは、まもなく生まれる孫を直接、腕に抱きたいという望みのためだった。
ところが、孫娘であるが生まれてすぐ、祖母は突然、脳梗塞で倒れ、昏睡状態に陥った。そして、意識を取り戻した時、の身体には麻痺が残り、同時に過去の記憶のほとんどを失っていた。自分が元怪盗であり、盗んだものを返して、その後で自首するつもりだったことも、全て。
それから１４年。リハビリを重ねて、再び元気な体と、記憶のかなりの部分を取り戻したものの、もはや怪盗となるまでの超人的な運動能力を失ってしまった祖母の意志を、同じ能力を受け継いだ孫のが継ぐことになった。
はかつて祖母が名乗った『怪盗』を名乗り、家が先祖代々、盗んできた品物を返し始めた。祖母のが果たせなかった望みを、代わりに果たすために…。
うつむいたままのの肩を、飛鳥刑事は軽く叩いた。
「君のお祖母さんは気さくで優しい人だったが、唐突に暗い表情を見せるクセがあってね。当時の私は新米警察官だったから、自分の未熟さが不安を与えているんじゃないかと心配した覚えがあるよ。…さんはお祖母さんに良く似ているな。顔立ちもそうだが、そうやって、時々、辛そうな顔になるところもね。…だから、君のことが気にかかるのかもしれないな。なぜか不思議と守ってあげたいような気持ちになるんだ」
“守ってあげたい”などと言われ、はどう返答していいのか、分からなかった。緊張とあいまって、心臓がますますドキドキし始める。動揺を隠そうと、は話題を変えた。
「…それで、祖母を護衛をしてくださった事件と言うのは、無事に解決したんですか？」
飛鳥刑事は腕組みをして、顔をしかめた。
「怪盗ルシファーは予告通りに現れはしたが、何も盗まないまま逃走した。…だが、ルシファー本人は結局、逮捕できないまま、時効が過ぎてしまってね。事件そのものは迷宮入りしてしまったんだ」
予想もつかない人物の名前を聞いて、は息を呑んだ。『怪盗ルシファー』は、祖母のもうひとつの望みを果たすことに、重要な意味を持つ人物だったからだ。
「…怪盗ルシファー…。その人の正体は分からないままなんですか？」
「ああ。今はどこかで一般人にまぎれて、平穏無事に暮らしているんだろう。…『空から落ちた悪魔』なんてあだ名までつけられた怪盗だったが、突然、引退宣言を出して、盗んだ品物を全て、元の場所へ返して寄越した。稼ぐためではなく『盗む』こと自体が目的だった悪党だ。実に大胆不敵なヤツだったよ。この手で捕まえるのが私の夢だったんだが…時効が成立してしまって残念だ」
苦虫を噛み潰した顔をしながらも、その口ぶりには、どことなく相手の技量を認めるようなところがあった。飛鳥刑事と怪盗ルシファーの関係が好敵手に近いものであったことが伺えた。
飛鳥刑事にも、アスカＪｒ．にとっての怪盗セイント・テールのような『どうしても捕まえたい』存在がいたらしいと知り、は面白くない気分になった。
『でも、飛鳥刑事が昔、誰を追いかけていたって、今はあたしの、怪盗の専任捜査官なんだから』
そんな考えが、ふとの頭をよぎる。よぎってから、はその突拍子のなさに仰天した。
『あたしったら、まるで飛鳥刑事に追いかけて欲しいと思っているみたいじゃない。今のあたしの願いはただ、お祖母ちゃんの望みをかなえることで、飛鳥刑事に捕まるわけにはいかないんだから』
自分の立場を改めて思い出したは、気持ちを引き締めようと、あえて怪盗の話題を口にした。
「…そ、そう言えば、怪盗の予告時間まで、もうすぐですね…」
「そうだな。リナくんが戻って来る気配はないか…。……っ！？」
腕時計を確認しようとして、姿勢を変えた飛鳥刑事が、ふいによろめいた。
「えっ！？」
はとっさに飛鳥刑事を助けようと手を差し伸べた。だが、手を動かした拍子に、ずっと握り締めていた香水瓶がポケットから床に転がり落ちた。瓶は割れることなく、クルクルと回転して、飛鳥刑事の足元に転がった。
『…ダメ…！ 飛鳥刑事に瓶の中身を調べられたら、あたしが怪盗だって、バレちゃう…！？』
の瞳に涙が浮かぶ。だが、飛鳥刑事は香水瓶に気づくことなく、次の瞬間、崩れるように床に倒れこんでしまった。
「飛鳥刑事っ！？」
慌てたは、飛鳥刑事を起こそうと腕を取った。同時にその体温の高さに驚く。
「ひどい熱…!? しっかりしてください！」
「…すまない。…今朝から少し…風邪気味なんだ…。大したことはないから…」
強がる言葉に反し、その呼吸は荒く、脈もひどく速かった。
緊張していたとは言え、飛鳥刑事の異変に気づかなかった自分に、は腹を立てた。なんとか飛鳥刑事を呼吸が楽な姿勢で横たわらせ、上着を羽織らせると、地下室の扉に近づいた。
「高宮さんっ！ お願い！ 今すぐここを開けてっ！ 飛鳥刑事が病気なの！」
数回叩いたが、応答はない。は腕時計をにらみつけた。怪盗の予告時間まで、残り１０分に迫っている。だが、時間が来たからと言って、リナがすぐに扉を開けてくれるとは限らない。
「…どうしよう…」
怪盗の能力をもってすれば、扉のカギを開けることくらい、わけはない。だが、そんなことをすれば、のドロボウとしての能力を、飛鳥刑事に知られてしまう。
このままリナの気まぐれを待つことも、扉を開けることもできず、は利き手の皮が破れるほど強く、何度も拳を扉に叩きつけた。
「…主よ、どうか飛鳥刑事をお救いください…！」
その時、まるでの願いが聞き届けられたかのように、なにかがノブに当たったような、軽い金属音がした。そして、同時にノブがくるりと回る。
扉を押し開けて現れたのは、なんと芽美だった。
「芽美…！？」
「…あ、やっぱり！？ の声が聞こえたから、開けてみたんだけど…」
芽美に続いて、聖良が現れる。
「良かった。ここにいらしたんですね。礼拝堂になかなか戻っていらっしゃらないから、芽美ちゃんと一緒にお迎えに来たんです」
てっきり聖良は帰宅してしまったと思っていたのだが、ちゃんと礼拝堂で、の帰りを待っていてくれたらしい。は思わず瞳をうるうるさせた。
「聖良ぁ〜、ありがと〜！」
の肩越しに地下室を覗きこんだ芽美の瞳がまん丸になる。
「…ええっ！？ もしかして、奥で倒れているのって…飛鳥刑事！？」
そこでは今が非常事態だったことを思い出した。
「お願い、誰か大人を呼んできて。飛鳥刑事が病気なの！」
芽美の判断と行動は素早かった。階段を駆け戻る芽美を見送り、聖良とは飛鳥刑事の傍に戻った。
飛鳥刑事の額にそっと触れた聖良は、無言で表情を曇らせると、自分のコートを脱いで、飛鳥刑事に着せかけた。それから、のてのひらを見て、息を呑んだ。
「ちゃん、手から血が出ていますわ」
聖良はポケットからハンカチを取り出すと、の利き手に巻いてくれた。
芽美のおかげで、すぐに数人の警察官がその場に駆けつけた。少し遅れて、騒ぎを聞きつけたアスカＪｒ．と高宮リナが現れる。
「オヤジ！？ どうしたんだよ！？ 大丈夫か！？」
アスカＪｒ．が慌てて飛鳥刑事に駆け寄った。リナは警察官に背負われて運び出される飛鳥刑事と、それに付き添うアスカＪｒ．にどぎもを抜かれた様子だった。
は無言でリナにつかつかと近づくと、その頬を、傷ついていないほうの手で叩いた。
「…痛っ！？ なっ、なにするのよ！？」
「飛鳥刑事は高宮さんの大切なパートナーでしょ！ 体調くらい、ちゃんと気遣ってあげなさいよ！ 病気の人間を、あんな寒い場所に閉じこめるなんて…！」
リナは叩かれた頬に手を当て、をにらみつけたが、何も言い返そうとはしなかった。そうやってリナの反応を見ながらも、実はは、心の中では冷静に時間を計っていた。
『１５時５９分３０秒…予告時間まであと……３…２…１…ゼロ！』
１６時になっても森中邸は静まり返ったままだった。リナとは無言のまま、にらみあっていた。
やがて１分…２分と経過し、時計の針が１６時５分を指そうと言う頃になって、リナの口元に得意げな微笑が浮かび上がった。
「怪盗は現れない…！ あたしの推理が正しかったんだわ！ …さん、観念なさい！ あなたが怪盗よ！」
リナの指先がまっすぐを捕らえる。芽美、聖良、そして周囲の警察官が一斉にざわめいた。
その場の誰もが、が泣き出すか、怒って否定すると思った。だが、リナも含めた全員が驚いたことに、は明るく微笑んだ。
「あたしが怪盗だという証拠がどこにあるの？ 飛鳥刑事も、あたしを疑っているのは高宮さんだけだって、おっしゃってたわ」
「…なんですってっ…！？ 怪盗は予告状通りに現れなかったのよ！？ それでもまだしらを切るつもり！？」
の答えを待って、室内が静まり返る。それを遮るかのように、リナの携帯電話の着メロが鳴り響いた。
「…もしもしっ！」
苛立った様子で電話に出た途端、リナの顔色が変わった。
「…怪盗が現れたですって！？ どういうこと！？」
電話の向こうで叫ぶ警官の声が室内にこだまする。
『聖華市市役所の市長室です！ 市長室に怪盗が現れました！ １６時ちょうどに市役所の屋根からハンググライダーが一機、飛び立った模様です！ そして、ハンググライダーを発見した警備員が確認したところ、市長の机の上には“嘆きの人魚像”と一緒に“お返しします 怪盗”というメッセージカードも置かれていました！』
「…な…なんで、おじさまの自宅じゃなくて、市長室なのよ〜っ！？」
―だって、予告状には返す場所までは指定していなかったもんねーだっ―
地団太を踏むリナを見物しながら、はお腹の中で舌を出した。
予告状を森中市長の自宅に送ることで、市役所の警備が手薄になることも、週末で市役所が休みになって、市長が市長室に登庁しないことも計算済みだった。実は既に『嘆きの人魚像』は、昨夜のうちに市長室の机の上にカードと共に返却してあった。今日、がハロウィン行列を離れてしたことと言えば、１６時ちょうどに市役所から怪盗が逃げ去ったように見せかけるための、ハンググライダーの仕掛けだけだったのである。
「…それでハンググライダーの行き先は！？ ……分からないですってぇ！？」
リナは「レーダーでもヘリでもなんでも使いなさい！ 警察の全勢力をかけて、ハンググライダーを追うのよ！」と携帯電話に向かって絶叫した。
これから借り出されるだろう警官隊たちの労力を思い、は内心、合掌した。ハンググライダーは 聖華市の西側に面している海へと向かって飛び立った。そして、海上の適当な位置で自動的に爆破される仕組みになっている。今頃は誰の目にも留まらない、海の藻屑と化しているだろう。
「…じゃあ、高宮さん、これであたしの疑いも晴れたってことだよね？」
意地悪だと分かっていたが、は確認せずにいられなかった。リナは悔しげにをにらみつけると、「とにかくハンググライダーを捕まえてからよ！」と宣言し、鼻息荒く部屋を出て行った。
とりあえずはの勝利といったところだろう。だが、の心配は既に別のところにあった。
「飛鳥刑事は大丈夫なのかな…」
「さっき、アスカＪｒ．に付き添われて、救急車で病院に運ばれていったみたいだから大丈夫だよ」
を安心させるように、芽美がニッコリと笑った。
「それよりちゃんも、手をきちんと消毒して、包帯を巻いたほうがいいですわ」
聖良の指摘通り、聖良が巻いてくれたハンカチは血に染まっていた。
「じゃあ、礼拝堂に帰ってから、自分で手当てするよ」
の言葉に、芽美が首を横に振った。
「ここからなら、あたしの家のほうが近いよ。ママに頼んで薬箱を出してもらうから、家に寄っていって。が来てくれたらパパもきっと喜ぶよ！ うちのパパ、マジシャンなの。いろんな人にマジックを披露するのが大好きなんだ！」
どうしようか迷ったが、芽美の家族への好奇心が先に立った。
「…じゃあ、芽美の言葉に甘えて、お邪魔しちゃおうかな」
の返事に、聖良も微笑んだ。
「わたしはちゃんの荷物をお預かりして、礼拝堂へ戻ります。ちゃんの帰りが遅いと、シスター達が心配なさると思いますから、このことをお伝えしておきますね」
「ありがとう、聖良」
聖良が芽美を伴って助けに来てくれなかったら、ワインセラーからも脱出できなかったのだ。は改めて友達のありがたみを悟った。
そして、は芽美と共に、彼女の自宅へと向かった。驚くべき出会いと、待ち望んでいた“天使の階段”への手がかりが、その先で待っているとも知らずに…。
続く
＜あとがき＞
やっと一仕事終えました。ふう〜。ずいぶん更新が長引いてしまって、本当に申し訳ありませんでした。人魚の返却場所のトリックは最初から決まっていたんですが、ヒロインの祖母の過去話関連をどうまとめるかで迷ってしまって、一時的にスランプに陥っていました。ごめんなさい（平身低頭）
あと、もうちょっと飛鳥刑事とラブラブ（？）させたかった気もするなあ（笑）
それと、前回の話でちらりと出てきたので、期待していた方もいらしたかもしれないんですが、本当は涼子＆恭子も登場する予定だったんです。ところが、この二人が出て来ると、予想以上にややこしくなってしまったので、今回はヒロインとリナとの対決にしぼって、省略しちゃいました。二人のファンの方（いるのかな（汗））ごめんなさい。
家庭の諸事情で、サイトの更新もままならない現状ですが、どうぞお見捨てなく、今後とも、なにとぞよろしくお願い申し上げます（平身低頭）
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